知りたかったお薬のこと

薬を飲むときの食前・食後・食間とは？

• 食前：食事の約30分前のことです。胃が空っぽの状態です。
• 食後：食事の後30分以内です。胃の中に食べ物が入っている状態です。
• 食間：食事の後2～3時間のことです。食事中ではなく、食事と食事の間のことです。

お薬手帳はなぜ必要なのか？

お薬手帳にお薬の記録を付けておくことで医師や薬剤師に自分の服用している薬を正しく伝えることができ、飲み合わせの悪い薬や薬の重複を避ける事ができます。
また、災害時や旅先の緊急時でもいつものお薬が分かるので安心です。

薬の正しい保管方法とは？

• 誤飲を避けるため乳幼児・小児の手の届かない所に保管しましょう。
• 薬は湿度・光・温度によって影響を受けやすいものです。保管方法に特に指示がない場合は湿気・日光・高温を避け、室内で保管しましょう。

医師に処方してもらった薬を他の人にあげても良いか？

医師が処方した薬は、その時の患者様の症状・年齢・体質を考えて処方された薬のため、症状が同じ場合でも絶対人にあげないでください。

処方せんの有効期限とは？

処方せんは、発行日（受診日当日）を含めて原則4日以内という期限があります。（土日祝日も含む）ただし医師より有効期限が指定されている場合は、記載されてる有効期限内なら大丈夫です。
※FAXで期限内に送信された場合でも、処方せんの原本を交付日から4日以内に薬局へご持参ください。

薬を使用して異常を感じたらどうすればいい？

薬を使用して異常を感じたら、すぐに医師、薬剤師に相談してください。薬の種類によっては、自己判断で中止すると危険なケースもあるので注意が必要です。医師や薬剤師に相談するときには『何の薬を、どのくらいの量、どれくらいの期間使用し、どのような症状が出たのか』伝えるようにしましょう。

ジェネリック医薬品とは？

ジェネリック医薬品（後発医薬品）とは、新薬（先発医薬品）の特許が切れたあとに発売されるお薬です。新薬と同じ有効成分・品質・効き目・安全性が同等であると国から認められたお薬です。

• ジェネリック医薬品は新薬に比べ開発費などが抑えられるため、低価格というメリットがあります。国の医療費抑制にもつながります。

かかりつけ薬局のメリットとは？

複数の医療機関の処方せんも一つの薬局で管理することで、お薬の重複や飲み合わせもチェックすることができます。
また、かかりつけ薬局があると、市販薬のこと、健康食品のこと、介護に関することなど、身近に相談できるパートナーがいるという心強さがあります。